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quote:アップル社は,iTunes ミュージックストアで購入した楽曲からプロテクトを取り除くプレイフェアというソフトウェアを開発するプロジェクトに対し,デジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反であるとしてプレイフェア・プロジェクトのウェブサイトがあるソースフォージに,プロジェクトの削除を要求した。
いまは,ソースフォージ上にあったプレイフェア・プロジェクト(過去記事)のウェブサイトは,404 Not Foundになっている。が,プレイフェア・プロジェクトはサロバー・オルグというインドのオープンソースプロジェクトのウェブサイトに居を移して,活動を再開している(サロバー・オルグのプレイフェア・プロジェクト)。最新のバージョンは0.4,コンパイルされたソフトウェアも配付されている(pic)。将来のために,きちんと保存しとかなきゃね(キャッシュ)。
アップルは,これで2度目である。1度目はペプシとの音楽無料プレゼントキャンペーンで,ファイル共有ツールを使ってRIAAに告訴され,賠償金を支払った少年少女をテレビCMに引きずり出し,恥をかかせた(過去記事)。まぁ無料でプレゼントをするのは決してRIAAが喜ぶ話ではないので,RIAAの肩を仕方なく持ったとも考えられたが,今度はなんとDMCAを利用してソフトウェアの開発を潰すという行為に出た。一部ではかなりあきれられている。ちょっと未来にわたしたちは,ああそういえば,アップルは音楽配信なんて始めて,最初はiPodで一儲けしていたけれども,あれが大きな信用を失う始まりだったねと思い返すことになりそうだ。とりあえず,わたしはもうiPodなど,使わない。
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